60歳 自分に合った暮らし方を探りつつ、シンプルな生活を目指していきます。

二十代の二人の娘が巣立ちました。 60歳、これからを丁寧に暮らしたい思いや、柴犬(女の子)との生活など日々のあれこれ、思うままに綴ろうと思います。

心ときめくもの

父との想い出はあまり多くは無く


心を緩めて甘えたこともあまり無かったように思っていました



結婚して何年もしてから、
ふと、昔から実家に掛かかっている珠のれんが気になり


それが無性に欲しいと思う気持ちが出てきて、
母に頼み譲ってもらいました


珠のれんは父が買ってきたものでした
(父は私が36歳の時に、70歳でもう亡くなっていましたので
母に貰って良いかの確認をしたのです…)



なぜ欲しいと思ったのか…



その時の気持ちとは違っているかも知れませんが、


もしかしたら、、父を傍に感じたかったのかも


それは寂しさからだったのか、励まされたかったのか..


今では、その時以上に嬉しく思っています


私の手元に在るということが



もう20年以上前になります


家族が部屋を出入りする度にくぐるドアの前にと、掛けました


洋間だけど、敢えてここにと決めて…


和室と違い入り口が高く、背が伸びてからの娘らの髪にも のれんの珠が引っ掛かることも無いと、
それも丁度良かったのです



本来の、のれんの隙間に手を入れて、
分けながら頭をくぐるような趣のある所作も要らず


普段はほとんど存在を感じないのですが


それでも、見る度に貰っておいて良かった 
嬉しい…


と、ときめく物です



この先も手放すことは無いと思っています



ほこりが随分付いていたので、洗面台で水洗いをしました

お風呂場で影干し(こんな感じで)



ほぼ乾いてから畳の上に寝かせて形を整え、更に乾かしておきました

あら…(^^;



離れて行ったのでのれんだけを撮り直そうと思いましたが、

どうも…(^^;




汚れが取れたことで軽やかになった感じです。。(^^


これからも大切にしていきます